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ドラえもん のび太の宇宙開拓史 

 西部劇を下敷きにしたSFという要素を上手く表現してはいるんですが、最大の難点が。
 それは大長編屈指の名場面である、のび太とギラーミンの決闘が存在しないこと。しかもギラーミンがやけに小悪人っぽい+間抜けという改悪まで。西部劇ネタを使うんなら、銃による一対一の決闘は絶対に外せない要素だと思うんですが。
 あと中盤で四分割カットを多用してるのも気になった。尺が収まりきらなかったから? またラストが原作の感傷的な雰囲気と異なり、ちょっとギャグを入れていますが、これはまあ許容範囲かな
 どうにも後半の盛り上がりと緊迫感に欠けていて、正直面白くなかった(2011.11.8)



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