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ドラえもん のび太の宇宙漂流記 ★★★

 これはタイトルに偽りがなくていい感じ。
 まず、宇宙の化物がどいつもこいつも恐ろしいのがいい。そして銀河漂流船団やアンゴルモアの正体などの設定もいい("悪意"っていうのは、300年間漂流し続けてる内に発生したフラストレーションとも取れるし)。味方サイドにスパイがいたり、息子と操られている父といった人間関係もいい。
 北欧神話をモチーフにしたネーミングが多いですが、公開年を反映してか、アンゴルモアという名前も盛り込まれています。ここをもうちょっと活かして欲しかった。このアンゴルモアが実際に地球へやって来る描写があれば面白かったのに。
 とはいえ、脚本も良かったです。独立軍と本格的に戦う後半からの展開は単純に面白かったし。あとは余韻をブチ壊すED曲さえ何とかしてもらえれば(2011.12.8)



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