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ドラキュリア　★★

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　ホラーの古典であるブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を大胆な発想で映画化した"新釈"ヴァンパイア・ムービー、とのこと。
　まず、ドラキュリアを演じたジェラルド・バトラーは雰囲気があって○。眷属も中々に官能的。あと、ドラキュラ＝ユダという解釈は確かに新釈と言っていいくらい面白かったです。
　さて、ここからはツッコミタイムです（笑）全体的に中途半端なのが最大の難点。エロも怖さもアクションもワンランク物足りない。もっと派手にやって良かったのでは。上でお褒めした点と総合すると、得失点差でマイナスになってしまいますねこれだと。
　そしてはっきり言って、ヒロイン的存在の女優が魅力不足。確かに美人なんですけど、もっとドラキュラが惹きつけられるような処女性を感じさせる雰囲気を出せる人の方が良かったと思いました。
　ビジュアル面がもっと強烈だったら強くオススメできた映画なんですけど、これだと「特に観る必要はないです」で済んじゃうかな（2012.12.13）

悪魔城ドラキュラ