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ゴッドファーザー partV ★★★★★
2ではマーロン・ブランドーが、そして今回はトム役のロバート・デュヴァルまでもが降板した、16年越しの3作目。
詳しくはWikiででも見て頂きたいのですが、ストーリーに実際の事件が絡んでるんですね。ですが、別に知識がなくても楽しめるかと。晩年における、マイケルの苦悩と懺悔の物語という主軸のテーマはブレていませんから。愛憎や抗争などといった見所もちゃんと盛り込まれてるし。含蓄に富んだ台詞も味がありまくり。
キャスティング的なこともちょっと触れると、コッポラ監督の娘が浮いているのが素人目でも分かる。良くない意味でね。他の役者とは明らかにオーラで劣っている。最後の最後、凶弾に倒れる時の演技もあれでいいのかよと。
3作通して観て思ったのは、カルマはやっぱりあるのかね、と。それが物語の悲劇性を高めてるし、TとUを補完する役目にもなっていて、個人的には満足でしたが。
しかしUと同じ理由で、ここは星4つとさせて頂きます(2011.12.30)