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花田少年史 幽霊と秘密のトンネル 

 アニメにもなった、一色まこと先生によるコミックの実写化。原作とアニメは大分前に見ました。
 まあ……それなりには感動するんですが、原作レイプに近い出来ですね。
 まず、篠原涼子はきれいだけど違うだろ。あとクライマックスの海のシーン。何で自分はいつの間にか怪獣モノの特撮を観ていたんだろうと、不思議でしょうがなかった。
 他にも自分の記憶にないシーンがちらほら……と思ってたら、勝手に製作側が付け足したりしてたそうです。運動会のシーンも、原作を知っていると微妙に見えてしまう。
 予算がなかったのか、合成自体も粗い。撮り方も下手な部類に入っちゃうと思います。
 良かった点は、一路役の須賀健太の演技。いい子役ですね。脚本も詰め込みがちだとは思いますが、よく押し込んだなと。
 原作を引っ張ってこないで、ハチャメチャに作ったオリジナル作品で作った方が面白くなったんじゃないかと思いました。真夏の幽霊大決戦!みたいな感じで。
 実写版ドラゴンボールを観るような感じでどうぞ(2012.8.23)



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