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さよなら、さよならハリウッド ★★★★

 タイトルに興味を惹かれたので観てみました。
 ウディ・アレン監督の自虐・皮肉ネタみたいな映画ですね。ウディ・アレンを知らない方のためにちょっと説明しますと、アカデミー賞を何度も取っておきながら、基本的に授賞式には出ないハリウッド嫌いの人です。だからこういうタイトルを付けたと。
 会話を中心に繰り広げられるコメディで、画面がちょっとレトロなタッチなのが特徴。皮肉り方はセンスがいいし、会話も小気味いいし、オチも納得行く作り。メタとフィクションの境界線がいい意味で曖昧で、上手く混ざり合ってました。
 なんですけど、どうも自分の琴線を思いっ切り掻き鳴らしてはくれなかった。なので大満足とは行かず。これはもう好みの違いですね。申し訳ありません(2013.10.16)




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