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きみに読む物語 ★★★
アメリカのラブロマンス小説を映画にしたものだそうです。
なんか、観てる側にロマンティックあげ〜るよ〜的な、普通のラブストーリーですね。仕方ないっちゃ仕方ないんですけど、あまりに周りに翻弄されすぎていて、メインの2人に感情移入できなかったんですよね。筋書き自体がけっこうベタだし。
もっと言うと、ヒロインが好きになれなかった。自覚がないというか、自然に染み込んだ打算を感じるんですよ。だったら認知症も実は演技でした、ぐらいやればいいのに。なんか全方位から総叩き喰らいそうだけど。
一応申し上げておきますと、この手のお話は別に嫌いじゃないんですよ。実際、ラストは綺麗だったと思いますし。『読んで聞かせる』構造も上手く機能している。
仮定の話ですが、もし涼宮ハルヒシリーズがこち亀並に続いたとして、『涼宮ハルヒの認知』なんてタイトルが出たらこんな感じになるのかなと。
夫婦やカップルで観るのがオススメですね。まあ、僕はこの時は一人で観たんですけど(2012.12.17)
※当予想は、実際の作品・団体とは一切関係ありません。
うぬに届け