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デンジャラス・ビューティー　★★★★

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　サンドラ・ブロック演じる、女を捨てたFBI捜査官が潜入のため、ミス・アメリカコンテストに出演しなきゃいけないのですったもんだ……なんて映画。
「無理がない？」というのが第一印象。だって磨けば光るどころか、磨かなくても光ってるじゃんと。演技面ではしっかりとガサツさを出しているんですが、やっぱり持ってるものの違いはありますよ。今の日本人や中国人・韓国人なんかもっとスゲェぞ！　文字通り化物が化粧で化けるんだぞ！！
　だからと言って駄作かと言われればそうでもなく。かなり笑えました。ガサツですが機転が利いて話術に長けた主人公、イケメンな同僚、下品でフランクな他の同僚、お堅いボス、オネエ言葉のビューティコンサルタント、色んな意味で女らしいミスコン出場者……キャラが個性的ですし、そんな連中が交わって起こす化学反応は軽快で痛快。
　内容なんてまるでありませんが、そういう真面目な映画ではないのでいいんですよ。　笑えるかどうかで判断すべし。
　しかし作った人達、ミスコン反対派とはまた違ったベクトルでミスコン嫌いなんだろうか。舞台裏の見せ方とか一部の台詞回しに、悪意とまでは行かなくとも毒を感じました。これも面白かったからいいけど（2013.4.21）