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ノッティングヒルの恋人 ★★★★
バツイチの冴えない男と、世界一の女優が結ばれちゃう話。
「ご都合主義の腐れ映画か灰になってしまえ」と最初思ったんですけど、観続けていくうちにそんな気持ちはDAN DAN薄れていきました。
あらゆる恋愛物もそうですが、究極的には人と人が恋をして結ばれるだけの話なんですよね。スターも冴えない人も、クセのある人々も、みんな元は同じ人間なんだっていうことを丁寧に描写しているのがとても良かった。ある意味スパイクが象徴的な存在ですよね。バカで考えなしっぽく見えて、本質を突いてるタイプ。
ラブコメであると同時に、人間賛歌でもある作品なんじゃないかなーと。壁を乗り越えて愛し合うタイプの作品は別段好きではないし、特に憧れもしないんですが、楽しかったです。
こういうお話に憧れている方は、自由ヶ丘や六本木ヒルズへ行くといいかもしれませんね(2013.9.3)