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リベリオン ★★★★★
チャンベール・バトル、炸裂!!
後の映画・ゲーム・コミックなどに多大な影響を与えた新感覚アクション・ガン=カタ。二挺拳銃&日本刀+空手&カンフー+統計学+心理学をガチャンコ混ぜして洗練したこの中二極まりない設定はもう絶対、直に観ないと醍醐味を味わえません。
ストーリーや世界観などは真新しさのないありがちな脚本なんですが、ほぼアクションありきの映画なので気にしなくていいでしょう。別に破綻もしてませんし(ただしWikiなどにも書いてありますが、細かいミスがかなり多い)主人公が都市国家に疑問を抱き、反逆するまでの過程は丁寧に描かれていて良いです。
無感情な主人公の心理描写がしっかりしてるんですよね。ベートーベンを聴いて涙する所や、わんわんおの為に戦い、また戯れる所、そしてメアリーのことで号泣する所。クリスチャン・ベールの演技もお見事。
美術面では、低予算の割に良くこの無機質な雰囲気をキレイに出せたなと。ロケはドイツで行ったそうですが、これは正解ですね。
低予算でも、センスとアイデアでいくらでもスタイリッシュに仕上げられる好例。カッコ良ければ許されるのです。これは超オススメ(2012.11.15)
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リベリオンのチャンベールはスタイリッシュですが、バットマン状態のチャンベールはゴツゴツした肉弾戦中心。
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ぶっちゃけこの作品にはハマれなかったんですけどね。