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スピード　★★★★

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　若き日のキアヌ・リーブスがハンサムなアクション映画。
　まあ有名作ですよね。一定以下まで速度を落とすと爆発する乗り物を舞台に、犯人とのスリリングな攻防を繰り広げるのが魅力で、スピード感溢れる展開が良いですね。
　単純明快ながら、工夫や意外性を所々で挟んでくるのも良し。バスからの脱出は一番最後に持ってくるかと思ったのに、そうしなかったりと。最後は地下鉄でもバトるし。
　ちょっと引っかかった所を挙げさせてもらうと、犯人ですかね。娯楽作と割り切るなら、単純な悪人でも良かったと思います。この犯人も怒りより、愉しみが先行していることが多分にあるっちゃあるんですけどね。
　結論としましては、理屈抜きで楽しみましょうと。そうじゃないと「何で犯人はわざわざあんな手のかかる手口を……」とまず突っ込みたくなってしまいますからね（2012.11.3）