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スペル ★★★★★

 逆恨みババア(厳密には悪魔・ラミア)の追撃から逃れるホラー映画。ちなみに監督はスパイダーマンシリーズで有名なサム・ライミ。まあ元々B級ホラー畑の人らしいんですけどね。『死霊のはらわた』とか。
 それはともかくとして、言いたくてウズウズしてるから最初にはっきり言っちゃいますと、ファッキン面白かったです。
 最初から最後までずっとファッキン衝撃シーンの連続。しかもその描写がいちいちファッキン強烈、というかむしろやり過ぎで笑えてきてしまうんですね。幻覚グワングワン、濁った液体ドロドロとか目ん玉ポーンとかハエがブーンとか血がブシャーとか。インパクト重視のB級ホラーとしてはファッキン正しいあり方。
 オチの付け方もファッキン最高でした。「最初のシーン余計じゃね?」という疑問を見事に業火渦巻く地獄の底へと引きずり込んでくれます。
 悪かった点は、ファッキンセンスレスな邦題ぐらいのもの。Drag Me to Hellでいいじゃん。スペルっつーか滑る。ネーミングが。
 娯楽作品としてはファッキン楽しめました。怖さがなければホラーじゃないというポリシーを持っていなければ、凄くオススメ(2013.2.27)

エンヤ婆



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