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テルマエ・ロマエ ★★★

 古代ローマ&現代日本をテーマにした風呂漫画を阿部寛主演で映画化。
 なーんか半端な映画だなと。作ってる側の熱意やこだわりが随所に見られる分、余計に残念なんですよ。余計な力に介入されたのかと邪推したくなる。
 まず上戸彩はいらないだろ。あんなしずかちゃん以下の入浴シーンで誤魔化されませんよ僕は。
 ある意味『平たい顔族』として彼女を使ったのはアリだと思いますが。なんでオスカーがゴリ押しする女優って朝鮮顔ばっかなんだろう。
 で、どこが一番半端だったのかと言うと、脚本。序盤は普通に笑えて面白かったんですけど、後半から段々と変に感動を狙ってこようとする所から段々と冷めてくる。普通に笑いだけ取ってくれればいいのにと。冷めた風呂になんか入りたくないのと同じで、冷めたテンションで映画なんか観ても面白くないじゃないですか。
 竜頭蛇尾。いや竜頭駄尻な映画。あ、阿部寛はやっぱりいい男だと思いました。尻を含めて(2013.10.8)




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