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abingdon boys school



1st Album abingdon boys school 2007年 ★★★★★
2nd Album ABINGDON ROAD 2010年 ★★★★★








abingdon boys school 1st Album

01.As One
02.HOWLING -INCH UP-
03.Via Dolorosa
04.INNOCENT SORROW
05.DOWN TO YOU
06.アテナ
07.stay away
08.Nephilim
09.LOST REASON-feat.MICRO from HOME MADE 家族-
10.DESIRE
11.ドレス
12.ReBirth + ReVerse


 モダンヘヴィロック、ミクスチャー系統の音で、所々ゴシックな匂いも。
 西川貴教の歌はもちろん、演奏隊も相当技術に優れていて正確無比。東京事変みたいにサポートミュージシャンをかき集めた、ドリームチームみたいなバンドだから当たり前ですが。
 歌詞はTMRよりもシリアス。雰囲気物の域を出てませんが、元々歌詞が売りのアーティストではないので問題なし。
 作曲はギターの柴崎浩とシンセの岸利至が全て担当している。曲を聴く限り、後者が主導権を握っている印象がありますね。
 どの曲も完成度が高く、演奏・アレンジ・曲タイプのバランスも秀逸。ドラマティックなパワーバラードにアレンジされた、BUCK-TICKのカバー曲#11も凄くいい。非の打ち所がほぼないと言ってもいいかも。
 個人的にはソロ名義よりもこっちの方が好みです。パワーのある歌唱力の持ち主だから、ガッチガチのバンドサウンドの方が映えると思うんですよね。Linkin ParkやLostprophets辺りの音が好きなら(2010.12.18)






ABINGDON ROAD 2nd Album

01.STRENGTH.
02.PINEAPPLE ARMY
03.and I love...
04.JAP
05.蒼焔 -SOUEN- feat.BASI,サッコン,FUNKYMIC from 韻シスト
06.潮騒
07.From Dusk Till Dawn -INCH UP-
08.Siren
09.BLADE CHORD
10.キミノウタ
11.Sweetest Coma Again
12.Gold Eclipse
13.Valkyrie -Lioleia Mix-
14.nocturne


 隙がほとんどなくてコメントに困る(笑)物足りない点を強いて挙げるなら歌詞に独自性が欲しいのと、ラッパーにもう少し存在の必要性を与えて欲しかったって所ぐらい。
 楽器やってる人は燃えるか挫折するかの二択で綺麗に別れそうなのも前作同様。物凄くフレーズを詰め込んでるのに潰し合いにならないまとめ方の妙や、そんなアンサンブルに掻き消されるどころかグイグイ自己主張する西川貴教の歌唱も相変わらず秀逸。LUNA SEAのカバーである#11も確かな技術とセンスの良さが光っている。
 歌しか聴いてないようなリスナーでも、そうじゃないリスナーもガッツリお腹一杯になれるナイスアルバム。この手のサウンドが苦手じゃなければの話ですが(2010.2.10)






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