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andymori
革命 3rd Album
01.革命
02.楽園
03.Weapons of mass destruction
04.ユートピア
05.スーパーマンになりたい
06.ダンス
07.ボディーランゲージ
08.Peace
09.無までの30分
10.Sunrise＆Sunset
11.投げKISSをあげるよ
和製リバティーンズなどと呼ばれているそうですが、自分はリバティーンズを聴いたことがないのでその辺はノーコメント。
聴いてみて感じたのは、非常にコンパクトだなと。詞曲共に、短めな同じフレーズの反復が目立つ。直線的なギターストロークが多いことも相まって、斬新さや派手さは薄いですが、その分無駄が一切ないギターロック。
こういうスタイルってバンドの実力とセンスが要求されるもんですが、この人達は凄い。両方とも合格ラインを余裕でクリアしてます。演奏に穴がなく、連携もバッチリ。鳴らしてる音は違いますが、8ottoに似たベクトル。センスが洋楽的って部分も共通してますね。
更に歌詞もいい。上記のように、同じ言葉や似た言葉を連続して叩き込んでくることが多いんですが、言葉の選び方がいいんですよ。決して難解でなくシンプルなんですけど、確かにこれがベストだよなっていうチョイス。だからメロに対する言葉の乗せ方も淀みがないし、ダイレクトに伝わってくる。適度にぼかしてくる比喩も上手いし、お前これ仮歌詞をそのまま載っけただろみたいな適当さを感じることもない。
総合的には、ある意味最強のお手軽ギターロックといった印象。が、シンプルなだけで終わらず、#2みたいに変則的なことも出来るのも強み。
とっつきにくいマニアックな要素がほぼないので、変に聴き手を選ばず、色んな人が楽しめる作品です。USインディーロックみたいな音が好きな人には特にお勧めですかね（2011.7.5）
