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10th Album Beautiful World 2011年 ★★





Beautiful World 10th Album

01.Rock this
02.まだ見ぬ世界へ
03.Lφve Rainbow
04.always
05.Shake it!
06.虹のカケラ 〜no rain, no rainbow〜
07.Dear Snow
08.Hung up on
09.Joy
10.どこにでもある唄。
11.negai
12.Lotus
13.「じゃなくて」
14.morning light
15.To be free
16.このままもっと
17.果てない空
18.遠くまで


 男性版国民的アイドルグループ・嵐。ここでは音楽的な部分だけでのお話をさせていただきます。
 彼らの音楽をまともに聴いたのは、これが初めてなんですが。何故今になって聴いたのかと言いますと、2011年の年間オリコンアルバムランキングトップ10を振り返ってみたいと思ったからです。
 正直に申し上げますと……イメージよりもまともでした。曲自体はベタっちゃベタなんですけど、しっかりしてるんですよね。
 歌詞も、万人受けを狙ってるアイドルだということを考えれば、踏み込みすぎていない、まともなライン。もうかなりの抽象っぷり。一応、テーマに一貫性みたいなものはありますし。
 個人的に問題を感じたのは2点。低音の弱さと、歌唱力です。
 確かに曲自体はいいんですけど、クラブ系・ダンス系の曲が多い割に低音の効きが弱いから、衣ばっかり厚いカツを食わされてるみたいで物足りないんですよ。
 2点目の歌唱力についてですが、これについては別段期待していませんでした。ま、アイドルですからね。しかしそれを差し引いても物足りないレベル。全員でユニゾンしてるパートはまだしも、ソロになるとてんでダメ。カッコつけて歌ってる場合なんだろうか。
ジャニーズだから基本的にカッコつけてナンボなんだろうけど。
 サクラップとやらですが、僕はイクラップの方が面白いんじゃないかと思うんですけどね。

「俺おっパブでバブバブ パイパイをハイハイ
 チュパチュパチャンチャン赤ちゃん幼児タイコう」

 ラップは門外漢なので、フリースタイルがこんなんでいいのかは疑問ですが。

 あと、二宮和也が作詞作曲した#10。これははっきり言って面白くなかった。タイトルの時点でエクスキューズスりゃいいってもんじゃないのでは。
 ダラダラした内容な上に、歌詞に句読点を打つのが個人的に好きじゃないんですよね。歌を聴く限り、彼はミスチル好きなんだろうなと勝手に推測。ミスチルだったらバンドサウンド無視のアレンジに突っ込みいれたくなるんですが、彼らはアイドルだから問題ないですね。
 ここから音楽以外の話も少し混ぜさせて頂きますが、櫻井翔と松本潤はなんかブラックバレットの服を着てたりするみたいですね。僕も物によるんですが、ブラックバレットは好きなんですよね。だからと言って親近感がわくかというと……そうでもなかったり。
 歌唱力とラップがちゃんとしてれば、普通にいいアルバムだったと思います。まとめると、嵐というかそよ風ですね。ファンの方すみません(2012.9.8)






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