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BOaT
soul, thrash, train 2nd Album
01.OPENING 13
02.KILL / KILL
03.SUPER LIEF / SOUL FLYER
04.BLUE MOON
05.LISTENING 11
06.FACK / YOU / SUMMER / BABY
07.IMAGE
08.PARALLEL
09.MARCH OF BOOAT
10.12回.............
11.THE WORLD IN THE SEASON
12.COME'ON〜KIYOSICK METAL
13.BLUE BLUE MOON
活動期間わずか3年（1998-2001）という短命バンド、ボートのアルバム。
短命で終わってしまったには非常に勿体無い音楽性の持ち主です。ファンク、レゲエ、ヒップホップ、ラウド、沖縄民謡、ヘビメタなどの多彩なジャンルをぶち込んで、エフェクトを色々弄り倒したロックミュージック。これが本当のミクスチャー。イッツフリーダム。
しかしアレンジもメロディも、ベースラインすらメロディアスになるくらいめっちゃポップで楽しそう。あまりにハッピーでアッパーすぎて多少内輪盛り上がりになってるくらい。でもそれすら魅力です。面白くもない素人芸のゴリ押しとは全然違いますよ。技術的にもしっかりしてますし。
これは大衆性・娯楽性・芸術性を溢れ出さんばかりに満たした傑作です。時代とレコード会社が味方につけば、きっとオレンジレンジ以上の地位を築けたものを。勿体無い（2013.8.19）
LISTENING SUICIDAL 3rd Album
01.LISTENING 40
02.PLANET FOXY
03.狂言メッセージ
04.グッバイ・マイ・ストレンジ・ナンバー28
05.銀色うつ時間
06.ラッキー・スイサイダル
07.PRETEND
08.代打デストロイ&サーチ
09.NO MESSAGE
10.紋味
11.雲番人Bと釣人A
12.DON'T YOU
13.LISTENING 40
メジャー作品だからか、内輪で盛り上がっているような雰囲気が払拭されています。
が、変態性までは奪われていません。様々なジャンルをミクスチャーさせながらも、相変わらず主軸の部分はポップで楽しそうな天衣無縫ぶり。インスト曲の#11では轟音ノイズ＋美メロのポストロックまでもやってのけています。
特定の型にカテゴライズできないのがむしろ快感である逸品。古今東西を問わず、広範囲なロックリスナーを魅了しうる、前作に劣らない傑作だと言えるでしょう。初心者からマニアまで、幅広く受け入れてくれ、楽しませてくれることでしょう（2013.8.20）
