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平野綾
RIOT GIRL 1st Album
01.LOVE★GUN
02.HERO
03.MonStAR
04.明日のプリズム
05.Breakthrough（Album ver.）
06.冒険でしょでしょ？
07.曖昧スクリーム
08.ヨロコビの歌
09.Maybe I can't good-bye.
10.NEOPHILIA
11.Harmonia vita
12.For you
13.星のカケラ
14.RIOT GIRL
この頃はカッコよさと可愛さを両立したがってるように見えるというか。ガールズポップロックを基調としてますが、2ndよりもこちらの方が曲の幅が広い。
ロックの枠組みにしても幅を持たせてます。軽快なスカロックにリアレンジされた#5とか、突っ込むのも野暮ですが、ニルヴァーナのアレを女性向けにしたみたいな#9とか。
本人の歌唱は丁寧さに欠けるものの、瞬間的なキレがあり、ハッタリを効かせた歌い方が得意なようなのでこれはこれでアリ。ただ、声を作ることに意識が向きすぎてるのか、発音が不明瞭になって歌詞が聴き取り辛い。本人作詞の物も多いのに、これはいただけないですね。また#13で露呈されてますが、しっとり歌い上げるのは苦手そう。
本人的には不本意なのかも知れませんが、#6が一番いいですね。今昔のアイドルポップスを混ぜ込んだような曲で、彼女も素直な歌唱を披露。ゴシックバラードの#11もいいんですけど、音に声が食われてるのが残念。
奇をてらっていたり、印象的な何かが備わってる訳ではないですが、ポップスとしては水準以上。声優系に限定すれば十分上位レベルの作り込みだと思います。
関係ないですが、彼女は黒髪の方が可愛い……よね？（2010.12.12）
スピード☆スター 2nd Album
01.stereotype〜inst〜
02.Super Driver
03.Sing a Song！
04.OH! My Darlin'
05.Kiss Me
06.水たまり
07.あの花のように
08.アイシテ！
09.VOXX
10.Set me free
11.Lock-oN
12.スピード☆スター
13.Unnamed World
個人的には冒険でっしょでっしょしてる方が好みなんですが、確実に歌唱力は向上してるみたいだからガールズロックな方向性も悪くないように思えてきました。余り気味だった不必要なポップさを削ぎ落としてきた点も好感。つんくの曲を切り捨てたのも好判断ですな（笑）
が、演奏の面白くなさが最大の難点。新谷良子のバックバンドみたいな盛り立てぶりが欲しい。
ほとんどの曲の作詞を自身が行っていますが、まあ平均的なJ-POPですねと（笑）スイ〜ツに嘔吐してしまう人は歌詞を読まず、歌声は音として聴くことを推奨。
ラブソングらしきものもありますがあまりリアルな恋気を感じない。本人の経験に起因してるのか、生々しいのをお偉方から禁じられてるのかは定かではありませんが。大体の歌詞で勝気な女の子像が浮かんでくる辺り、多分自分の経験を基に詞を書くタイプなのかなと推察（2010.1.1）
