トップページ＞音楽感想
Hot Chip
Made In The Dark 3rd Album
01.Out At The Pictures
02.Shake A Fist
03.Ready For The Floor
04.Bendable Poseable
05.We're Looking For A Lot Of Love
06.Touch Too Much
07.Made In The Dark
08.One Pure Thought
09.Hold On
10.Wrestlers
11.Don't Dance
12.Whistle For Will
13.In The Privacy Of Our Love
イギリスはロンドン発のエレクトロ・ポップユニット、Hot Chipの3rdアルバム。若干クラフトワークっぽいと思ってたら、やはり影響受けてるそうで。
パッと聴きはカフェのBGMに使われてても違和感なさそうなくらいオシャレですが、細かい部分はかなりクセがあります。
ミニマルなフレーズを延々と鳴らしてるってことがそんなに多くないんですよね。バスドラをズンズン鳴らす４つ打ちにもあまり縛られずに多彩な音色を駆使し、グルーヴを構築。無闇やたら音を埋めにかかるだけでなく、隙間の使い方も上手い。
そして#7・12・13みたいに電子音楽色の薄い、ラウンジミュージック風の曲もやったりしてます。これはこれでメロディと歌に聴き入れる、いい曲なんですよね。
踊るためにフロアでかけても良さそうですし、歌モノとして聴いてもポップですし、いいんじゃないでしょうか。土台がしっかりしていて、メロディと編曲力も高いという。オススメです（2013.1.2）
One Life Stand 4th Album
01.Thieves In the Night
02.Hand Me Down Your Love
03.I Feel Better
04.One Life Stand
05.Brothers
06.Slush
07.Alley Cats
08.We Have Love
09.Keep Quiet
10.Take It In
フロア要素がちょいと薄くなり、メロウなメロディが前に出てきた印象を受けました。
これはこれで悪くない、というかむしろ良い内容のアルバムです。単純にベクトルが変わっただけの話で、手抜きして作った感じは全くしませんでしたし。
例えば、#2の温度を含んだパキパキしたビート感。こんなの鼻ほじりながら作るのは難しいと思います。サビ付近で乗っかる叙情的なストリングスもクサい。
例えば、#3の現代R&B的な、シリアスな旋律のストリングス。まあこれは単純に好きなだけなんですけど（笑）
とにかくどの曲もヌクモリティに溢れたエレクトロ・ポップです。１曲たりとも飛ばさずに聴け！ 前作よりも敷居が下がっているので、電子音楽系が苦手な初心者の方はこちらから入るのがいいんじゃないでしょうか（2013.1.3）
