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J


1st Album PYROMANIA 1997年 ★★★★
6th Album RED ROOM 2004年 ★★★★★
7th Album GLARING SUN 2005年 ★★★★★








PYROMANIA 1st Album

01.#1(I LOVE THAT!!)
02.PYROMANIA
03.BURN OUT
04.A FIT
05.LOOP ON BLUE
06.ONE FOR ALL
07.LIE-LIE-LIE
08.ACROSS THE NIGHT
09.BUT YOU SAID I'M USELESS
10.BACK LINE BEAST
11.CHAMPAGNE GOLD SUPER MARKET
12.WHAT'S THAT MEAN?
13.SONG OF ETERNITY
14.R.I.P


 LUNA SEAのベーシスト・Jのソロ初アルバム。
 まず大前提として、LUNA SEAとは音楽性が全然異なります。洋楽指向のストレートなハードロックです。サポートメンバーにも支えられ、余計な装飾はなくとも演奏は十二分にカッコいいです。例えば#9のギターソロなんか、キッズ失禁必至かと。
 しかし自身の歌が残念。声が薄っぺらいんですよね。薄いなりにありったけの熱が込められているので、これはこれでいいのかもしれませんが。
 詞のメッセージ性も強め。言葉の全てが摂氏4000度な#2、「綺麗なままでいるには どれ位汚れればいいのさ?」と熱く問う#4……BOYのファイヤーガンズ並ですね。こういうのは嫌いじゃないです。
 攻撃的なだけでなく、段々と夜が明けていく様がありありと浮かぶ#8のように、叙情的な部分があるのも良いです。LUNA SEAでもそんな傾向が見受けられましたよね。
 ハードロック好きなら聴いてみるのもいいでしょう。歌があまり気にならなければの話ですが(2013.9.24)






RED ROOM 6th Album

01.STAR
02.Trance My World
03.NOWHERE
04.Silver
05.Death Valley
06.Chaos Dance
07.Crush Course
08.MY ANGEL
09.Check Your Head
10.Numb
11.When You Sleep


 最初HYDEかと思った。音をソリッドにした、ダークでヘヴィなロック。
 ヴォーカルが重みを伴い、1stの頃と比べて大分まともになっています。バンドの音圧に負けてないので聴き応えがありますね。
 演奏と歌が一体となって、鬼気迫るくらいの勢いで攻め立ててきます。こちらも相応の心構えで聴かなきゃいけないですよね。#1・7・9辺りが特に好きです。また、最後の曲をスロー系にして、静かに幕を下ろすのも余韻があっていいです。
 ここまで来れば、ファン以外でも鑑賞に堪えうるクオリティになっているのではないでしょうか。鑑賞なんてお上品な言葉は似あわないか。感じろ!とでも言っておきましょう(2013.9.25)






GLARING SUN 7th Album

01.Evoke the world
02.break
03.gush
04.rodeo life
05.blind
06.GET READY
07.Suiside Dream
08.Sun Set
09.fire star
10.Blank
11.become the light,blessed the night
12.・・・・・


 人の成長を味わうのはいいものです。Jのしゃがれ声が非常にサマになってます。#7のようなグランジ、アコギを渋く掻き鳴らす#8も凄いカッコ良く歌いこなしてますし。個人的にはミッシェルのチバユウスケ並に好みかも。
 バンドサウンドの方は、前作よりもヘヴィさが多少控えめに。その分リズムフレーズに気を遣ったのか、これまでに(自分が聴いた)作品よりもフィルの入れ方などにこだわっている印象。
 特に書くこともなくなってきたのでまとめに入りますと、PYROMANIAの頃はライター掲げながら「太陽を克服したいと思わないのかッ!」と言ってたとしたら、この作品は「あの太陽を!!ついに克服したぞォーッ!!」と言ってる感じですね。柱の男たちにオススメです(2013.9.26)






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