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kalafina



1st Album Seventh Heaven 2009年 ★★★★
2nd Album Red Moon 2010年 ★★★★
3rd Album After Eden 2011年 ★★★★★








Seventh Heaven 1st Album

01.overture
02.oblivious
03.love come down
04.夏の林檎
05.fairytale
06.ARIA
07.また風が強くなった
08.傷跡
09.serenato
10.音楽
11.明日の景色
12.sprinter
13.君が光に変えて行く
14.seventh heaven


 梶浦由記プロデュースによるボーカルユニットの1stアルバム。
 梶浦さんらしい打ち込みサウンドに、女性シンガー達の綺麗な歌声が乗っかるというスタイル。突出した歌唱力の持ち主や、穴となる人はいない。いい意味で均一的。コーラス自体に斬新な手法などを用いている訳ではなく、割と王道で綺麗なハモりが中心。ただ#3を聴くに、歌に色気を出すのは苦手そう。白鳥は踊れても黒鳥は踊れないみたいな。
 曲も計算されているというか、例えばコーラスを使う時はバックの音を引いたりと、聴かせ方を考えている印象を受けました。#6では単純に曲の造り込みに唸らされたり。また、シンプルな曲や幻想的なスローナンバー、トラッド系でも歌の強みを発揮できるのはいいですね。
 梶浦流シンフォニックロックとも言える、#7みたいな曲も面白いな。ガチのロックにしないことでかえって歌がマッチしてるんですね。
 歌詞は、ぶっちゃけタイアップを知らなければ雰囲気物。自分もタイアップ元の内容を知りません。「夜と闇と星と嵐と海と草原とかの世界であなたはいなくなってしまったけど残してくれたキスとか何とかが以下略」的な、基本的に君と僕の関係で完結するファンタジーな世界観。
 これと言った、突出して好きな曲はないんですけど、逆にどれも平均以上の出来で、中々に満足できました。単純に歌だけを楽しむ聴き方がベストか(2012.1.5)







Red Moon 2nd Album

01.red moon
02.光の旋律
03.テトテトメトメ
04.fantasia
05.春は黄金の夢の中
06.Kyrie
07.闇の唄
08.星の謡
09.storia
10.intermezzo
11.progressive
12.Lacrimosa
13.I have a dream


 幻想性と、荘厳な重厚さを増した2枚目のアルバム。#1から素晴らしいクサさ。ブレスが気になるけど。しかし歌回りのクオリティは前作より上がっている印象。
 元々のコンセプトから開放されたことで、結果的に幅が広がってますかね。エキゾチックな匂いがする#3・7など、最たるもの。全体的にクサみが強化されていて、クサメロ愛好家にはたまらない内容だと思います。昔ほどクサメロを愛さなくなった自分もこのアルバムはクンカクンカしました。しかしサビだけが妙にキャッチーな#4は良いのか悪いのか、今の僕には理解できない。
 ちなみに改稿前の感想では四つ打ちはあまりハマってないみたいなことを書いちまいましたが、聴き直してみたらそんなことはなかったぜ!(爆)歌のガイドというか、結構分かりやすくアクセントになってるんですね。やっぱり合ってるということで、お詫びと共に訂正させて頂きます(爆)
 歌詞は前作と大して変わらず。変わらずなんですが、#13では「公園のベンチ」「夜行列車」と、ちょっとだけ現実的なワードが。しかし音はどちらかというとファンタジー寄り。
 改稿前から、大分感想は良い方向に修正しましたが、売れ線専門のリスナーにアピールするには厳しいという所までは変わりませんでした。テーマはともかく、やっぱり歌詞で描写される世界観が日常離れしてるし、J-POP的な感性とも距離があるし。久保田早紀の異邦人みたいなのとはまた違う。早い話がアニソン的。
 でもそんな偏見は捨てて聴けや! と言います、あえて(2012.1.6)







After Eden 3rd Album

01.Eden
02.sandpiper
03.Magia
04.九月
05.in your eyes
06.destination unknown
07.neverending
08.ことのは
09.magnolia
10.輝く空の静寂には
11.胸の行方
12.snow falling
13.symphonia


 割とシリアスな曲が多い印象のあるユニットですが、今回は1曲目から明るく開放的。こういう曲もいいな。
 ファンタジックなのとかトラッドとか、これまでのアルバムでもあったようなタイプの曲は、今回も特にハズレはないかな。梶浦サウンドの打率と歌い手のレベルを考えれば、マンネリに陥る可能性はあっても下らない曲を生み出すことはほぼなさそうですからね。が、#2・5辺りは尺の長さがマイナスに作用してる感がしますが。全体的にこのユニットの曲って長めだけど。
 個人的に気に入ったのはまず#3。プリティなコエムシと契約してデンジャラスなプリキュアになるアニメのED曲ですね(注:○○テレビ並に偏向した情報です)先の見えない闇で足掻くような、不安定なメロがいい。でもドラムは#5で使ってるような音にするか、もっと重々しくした方が良かったと感じました。
 あと面白いと思ったのは#6。V系ロックにありそうなフレーズを抽出して組み上げたようなオケ。ロックを歌うには綺麗過ぎる歌声だと思うんですが、この微妙に歪な組み立て方が上手くハマってるんですよね。
 歌詞は前作と(ry 特に代わり映えしないのは構いませんが、何で毎度欲求が精々キス止まりなんだろう。セックスしたいと書けとまでは言いませんけどさあ(爆)インド映画ではラブシーンをダンスに置き換えてるように、歌詞のそういう部分だけダンスミュージック風に、このユニットの場合は四つ打ちを思いっきり強調してみるとか、そういう手法を取ってみたらどうだろう。ダメか。
 個人的にはこれまでの3作の中では、これが一番好み。アルバム重ねる毎に洗練されてきてる印象があるので。
 次はアカペラの曲とかも聴いてみたいですね、全部だと梶浦プロデュースの意味がなくなってしまうので、何曲かでいいから(2012.1.8)







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