感想・加藤英美里

1st MiniAlbum

2010年

★

Jump!　1st MiniAlbum

01.FES on the planet
02.ナギナタガール
03.Twittest!!
04.暴君失脚
05.デフォルト
06.恋の全自動世話焼き器
07.唇からサスピション
08.ハチミツフロマージュ

　意外とゲーマーな声優の1stミニアルバム。別に特典に興味はないので（爆）、収録曲が１つ多い通常盤を選択。
　正直な所ほとんど期待してませんでしたが、それを裏切らない、声優の副業レベルなアルバム。TMGEをポップスにしたみたいなのとか、萌えアニメのOPみたいな四つ打ちデジタルポップスとか、何かユーロビートみたいなのとか、バリエーションは色々とありますが、特筆するほど何かがある訳でもない。
　一番のポイントは歌詞。キャラソンみたいだ。全体的に歌詞中のキャラ設定がほぼ完全に二次元的で、三次元的な生々しさがあまりない。特に#4・6辺り。特に前者、年頃の女なら、いくら性格に難があっても踏んづけたりはしないだろう。少なくとも自分はAVぐらいでしかそんな光景を拝んだことがない（爆）
　それを抜きにしても、妙に歌詞が面白い。本人作詞は一つもないですが。#8なんかもう突っ込みたくて突っ込みたくて。
「もしもきみが崩れ落ちたら　そっとそっとティッシュを渡そう」ティッシュて！　ハンカチじゃないのか！
鼻水を想定してのことなら正しいけど。そう考えると意外と３次元的だったりするのか？
　歌唱に関する能力値が押しなべて低めなのも、キャラソンっぽさを助長してます。というか好意的に見るための逃げ道に、図らずもなっているというか（笑）
　別に確認するまでもないですが、ファン向けです。かがみが一生懸命歌ってるシーンを妄想しながら聴きましょう（2010.10.31）