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摩天楼オペラ



1st MiniAlbum GILIA 2008年 ★★
1st Album ANOMIE 2009年 ★★









GILIA 1st MiniAlbum

01.Plastic cell
02.alkaloid showcase
03.Twilight parade
04.sara
05.虚空からの手紙


 シンフォニック歌謡メタル、ですかね。ヴォーカル以外の個々の技術は悪くないですが、アレンジが未熟なのか、各フレーズまとまりが欠けていてひどく歪。メンバーがそれぞれフレーズを持ち寄って無理矢理掛け合わせたような感じ。当然バンドの内部事情などを自分が知る由はないですが、はっきりバンマスを立てた方がいいのでは。ところで#4のイントロとアウトロは笑う所ですかね(笑)
 ヴォーカルの歌唱力はまだ目をつぶるにしても、リスナーの血管をプッツンさせそうなファルセットは何とかして欲しい(爆)
 歌詞は90年代後半V系の王道といったスタイルで、良くも悪くも陳腐。好感は持てますが良いとは思えないですな。
 総合的にはD辺りに近いけど、これ聴くのならDの方を聴いた方がいいと思います(2010.1.15)







ANOMIE 1st Album

01.SEED OF ANOMIE
02.Dolce
03.ANOMIE
04.悲哀とメランコリー
05.月の砂
06.電脳パラノイア
07.EVE
08.眠れる夜
09.Last Game -ANOMIE EDITION-
10.Sexual Entrapment
11.Utopia
12.瑠璃色で描く虹 -ANOMIE EDITION-
13.本質へと辿る愛


 今度はSIAM SHADEがキーボードを取り込んでメロスピっぽさを少し強調したみたいな方向性に。が、彼らやJanne Da Arcの後釜を狙うにはまだまだ実力が追いついてない。あちらの方が安く買えるし。作詞センスはどっこいですけど(爆)VersaillesやXみたいな方向に追随するにも中途半端。
 現時点でのバンドの魅力は将来性ですかね。結成して日が浅いらしいので、修練に励みながら彼らを活かせるプロデューサーがつけばもっと上のレベルに行けると思います。候補はやっぱり岡野ハジメか。
 育てがいがあるという意味では、リスナー側の「わしが育てた(る)」な文化が色濃いV系でサヴァイブしていくのには向いてるバンドなのかも。
 第二次V系ブームのカムバックを期待してる人向け(2010.1.15)







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