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OGRE YOU ASSHOLE
フォグランプ 3rd Album
01.クラッカー
02.フォグランプ
03.箱
04.ステージ
05.ヘッドライト
06.K
07.レインコート
08.ワイパー
左右に広がるワイドさ＋独特の浮遊感を持ったバンドサウンドと、先を読ませようとしないメロディ展開がとにかく秀逸。音を詰め込みがちな若手バンドと敢えて逆の位置に立とうとするかのような、このゆるさがたまらん。
ヴォーカルの声質含め、凛として時雨と共通する部分が幾つかありますが、あちらほど聴き手を選ばないかな。こちらもクセはあるけど（2010.1.1）
浮かれている人 3rd MiniAlbum
01.バカンス
02.タンカティーラ
03.どちらにしろ
04.レースのコース
05.真ん中で
結局、蒼天航路のEDを担当したのは何だったんだろうと思わずにはいられないバンドのミニアルバム。
珍妙なコーラスやエレクトロサウンドを積極的に織り交ぜているのが今作の特徴。牧歌的というか浮世離れしてるというか、時間が緩やかに流れる感覚が強くなりました。
そして水彩画のような繊細なグラデーションで表現されるトーンの濃淡が、晴天から雨天まで、空模様のような変化を見せている。この音配置や足し引きの妙は本当に若手らしからぬ、非常に高いレベル。
このような音によって生み出される、ゆらゆらと体を動かしたくなるようなグルーヴ感が実に心地良い。浮かれている人というネーミングが実にしっくりと来る。
ゆったりゆるゆる、長いお付き合いをしたくなる一枚。試聴してみて、声に拒絶反応がなければ是非（2010.9.28）
