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3rd Album ソナポケイズム3 〜君との365日〜 2012年 ☆☆☆☆☆








ソナポケイズム3 〜君との365日〜 3rd Album

01.365日のラブストーリー。
02.ラブレター。〜いつだって逢いたくて〜
03.「でも…。でも…。でも…。」
04.一期一会
05.ゴメンね…。〜お前との約束〜
06.世界で一番ステキな君へ。
07.応援歌
08.MIKATA
09.泣いてもいいんだ
10.ホントお前で良かった。
11.好きだよ。〜100回の後悔〜 (アコースティックver.)
12.MY SWEET HOME


 いやーもう、収録曲を見ただけでも1000回くらい後悔したくなったんですが、聴いちゃいました(爆)
 何故聴いたかと言うと、以前『ソナーポケットの泣ける曲』みたいなのがネットのニュースで取り上げられ、そのネタを個人的に話題にしたことがあったから。何でたった100回なんだろうと。桜木花道だってシュート2万本で足りるのかと言ってるのに。
 肝心の歌詞ですが、ゴールデンボンバーだったら「女々しくて女々しくて辛いよ」の一言で片付けてる内容、これに尽き申す。何でこんなに同じような歌詞ばっかなんだよと突っ込もうと思ったら、どうやら彼らみたいなのをセツナ系と言うらしい。ある意味セツナではある。
 この執着心や依存心はホント凄まじいな。『うしおととら』の『絵に棲む鬼』をヤク漬けにしたような感じ。諭そうとすると「でも…。でも…。でも…。」とゴネるタイプ。僕だったらケツの穴に獣の槍……ではなくバイブ突っ込んで終了コース。
 しかし#11を見るに、作詞者が想定している相手も負けないくらい狂的な執着心の持ち主っぽそう。というかこれだけズブズブなメンタリティの主人公が、相手を後回しの存在にすること自体が考えにくい。自己正当化?
 ちなみに恋愛系以外の歌詞は、現実を直視しない型ポジティブだとか、ありがとウサギでオナニーしてるような内容です。
 この時点でタニザワトモフミの殺意が頂点に達したり、マキシマムザ亮君がゲロじゃなく吐血しないか心配になりますが、他の部分にもちょっと触れます。つーか自分も辛くなってきた。応援歌とかMIKATAとか泣いてもいいんだという言葉に励まされてるような気分。あれ、洗脳されてる?
 それはともかく、ほとんどの曲で、切なげなピアノがイントロで鳴っている。別にアレンジの幅が狭い訳ではないのでしょう。切ないからピアノなんだよ!
 どの曲も、リズムトラックがぞんざい極まりない。別に手を抜いてるとか、センスが欠落している訳ではないのでしょう。重さも練り込みもいらないんだよ! 3曲ぐらいあるロック系も、単体で抽出すればそれなりですが、他のパートとの兼ね合いを特に考えてない。
 つーか全体的に、兼ね合いやピッチを合わせるという概念が欠落気味。別に手を抜いてるとか、技術の問題って訳ではないのでしょう。切なすぎて周りが見えなくなることを表現してるんだよきっと!
 メロを投げるためのラップ調だったり、無理な言葉の乗せ方をしてるのも意味があるんでしょう。感情が高ぶったりすると、上手く呂律が回らなくなるじゃないですか。それを表現してるんだよきっと!
 今のカラオケ機には録音機能がありますが、素人のそれを聴いている感覚。何か下手に顔を突っ込んだ自分の方が悪いみたいになってくるのがこれまた切ない。うん、確かに聴いていて物凄く切なくなったので、星5つを献上致します。誤字ではありません。
 個人的に感謝したいのは、ようやくバレンタインに相応しい感想を書けたこと。ホントお前で良かった(2012.2.14)


うしおととら
 おまえはそこで、かわいてゆけ。







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