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相対性理論
ハイファイ新書 2nd Album
01.テレ東
02.地獄先生
03.ふしぎデカルト
04.四角革命
05.品川ナンバー
06.学級崩壊
07.さわやか会社員
08.ルネサンス
09.バーモント・キッス
前作『シフォン主義』よりバンド要素が減退し、ハウスミュージックに少々歩み寄ったようなゆるゆるな音像へ。そこに相変わらず語感重視の無意味な（貶してない）歌詞が乗っかることでより心地良いかったるさ（貶してない）が得られるように。いい変化だと思います。特に『ルネサンス』なんて中途半端に中華風なメロディに乗っかる歌詞がちゃんと中国語っぽく聴こえるのが面白い。ルネサンスなのに。
それにしても、やくしまるえつこってなんてキュートで魅力的な声と歌の持ち主なんだろうか。歌が上手くなくても許せる、というかむしろ味だと思わせてしまうこの感覚はバカやっても可愛い子なら許せる、というかむしろ萌え要素だと思わせてしまう感覚に近いものがある（爆）
シンクロニシティーン 3rd Album
01.シンデレラ
02.ミス・パラレルワールド
03.人工衛星
04.チャイナアドバイス
05.(恋は)百年戦争
06.ペペロンチーノ・キャンディ
07.マイハートハードピンチ
08.三千万年
09.気になるあの娘
10.小学館
11.ムーンライト銀河
まあ、こう来るのが順当ですよね。『ハイファイ新書』の時点でスタイルをほぼ確立しているので、後はもうそこを磨き抜いていくしか道がない訳で。
順当に洗練されていると思います。ナウシカの腐海が如く、徐々に脳内でお花畑が侵食していくような甘ったるい陶酔感をもたらしてくれる。虚ろな目線＋口をぽかんと開けながら聴きたい音楽。
こうなったら次は人力テクノか？ 実際どのくらい演奏力があるか分からないから、出来るか疑問ですけど（2010.4.30）
