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Unkie
too many secrets 2nd Album
01.blink
02.code
03.days
04.secret
05.perchta
06.rat race
07.inside
08.karma
09.shot
10.body
日本のインストポストロックバンド、アンキーのアルバム。メンバーはギターの人がdownyにいたり、ベースがRIZEやAJICO、ドラムはフジファブリックや吉井和哉のサポートをした経験があったりと、まさしく縁の下の力持ちが集まった構成。
音楽的には、スリーピースとは思えないくらい骨太で、各パートが激しく主張し合ってます。急停止、変拍子、目まぐるしい転調を織り交ぜた緊張感溢れるプレイと曲展開が特徴的。
エンジニアリングはNirvanaでも仕事していたスティーヴ・アルビニが行っているんですが、実にいい仕事をしています。重低音の効かせ方は流石の一言。彼らの鳴らす音を一層魅力的に仕立て上げてくれています。
どの曲も完成度が高いですが、明滅する光のようにキメのブレイクを挟む#1、ムーディーで大人びたリフが下半身を揺らす#3、やや陽気な空気を纏った#6、ベースラインが色っぽい#10辺りが特に好きですね。
影の中の影ですが実力は非常に高い、言うなれば御庭番衆のようなアルバムだと言えるでしょう（2013.7.29）
