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ヴィドール
ロマネスクゴシック Mini Album
01.「F」 Stein to 「M」
02.人魚
03.みれん
04.テディ
05.サヨナラ
今はもうジャンクに……解散したV系バンド・ヴィドールのミニアルバム。
楽曲はV系がよくやるようなヘヴィ路線がメイン……なんですが、哀しいまでに合ってない。デス声も細いし。地方都市でいきがってる中学生ぐらいの迫力。
ヴォーカルはV系の中ではまともな歌唱力と評されることがあるようですが、そんな上手いとは思いませんでした。やたらめったらビブラートかけて誤魔化してる感が。それでも結構分かりやすくピッチが不安定になってるんですが。
演奏も全員中々にジャンクかしら。音が軽いかしら。ズレてるかしら。特にドラムはもっと頑張るべきかしら。
#3はシャッフルですぅが、まったく超自殺行為ですぅ。疲れたサラリーマンのワイシャツのようにリズムがヨレヨレですぅ。「恨みマッスル」なんて言ってる場合じゃないですぅ。
どこかで聴いた感バリバリながら、#2が一番聴ける内容かな。スクラッチ音を泡のように見立てているのが面白い。まあ5曲ともオリジナリティはまるで感じなかった訳ですが。もっと言っちゃうと、どの辺がロマネスクゴシックなのかも分かりませんでした。最寄りの図書館のCDコーナーで見つけたなら、暇潰しに聴くのもいいかも……しれません(2013.7.23)