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ベルセルク 黄金時代篇U ドルドレイ攻略 

前作『ベルセルク 黄金時代篇T 覇王の卵』の感想

 尺は前回よりも長めにとったものの、相変わらず大切な部分(グリフィスの権謀術数で政敵を一掃・夢のかがり火・ガッツが鷹の団を脱退する前に交わす仲間との会話・国王のシャルロットに対する妄執など)をカットしまくってダイジェスト状態。敵兵100人を斬るのは観たいですが、別に重要な場面はバッサバッサ斬らなくてもいいんですけどね。政敵を葬るシーンをカットして、性的なシーンやパーティーをグダグダ入れてる場合じゃない。作画した人達の自己顕示?
 ちなみに豊崎愛生の濡れ場はまだまだかなーと。快感の波をもっと表現すべきでは。
 戦闘面の迫力もかなり物足りないことに。百人斬りするガッツの凄絶さだとか、ボスコーンが難攻不落の要塞を預かる将軍たる、厚みのある強さがちっとも伝わってこない。作画と演出、両方の問題。
 そもそもボスコーン将軍、声自体が軽い。しかもゾッドの援護がないガッツに倒されちゃうし。ガッツがガタの来た剣持ちというハンデを差し引いても、単純な武力で彼を敗北寸前まで追い込んだ数少ない人間なのに、これはあんまりでは。
 前回以上に期待外れな内容でした。顔面がベヘリットになりそう。そういえばファルネーゼとセルピコがちょこっとだけ登場しましたが、これは続編フラグと見ていいんでしょうか(2013.2.20)

剣風伝奇ベルセルク
 これが昔、深夜帯でやってたやつです。
 最終話の一番最後以外は良かったですね。



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